推しの誕生日絵を描いた
7月19日が推しの誕生日だったので描きました(10日前だね)(絵は間に合ったけど、ブログの更新を怠りました)
バーン!って感じの絵です。
4年くらい?いるジャンルで、一度ソシャゲがサービス終了して、最近再リリースされたものの、私の推しは新しいアプリでは未実装という状態でして。
Twitter上で同担はいるものの、みんな別ジャンルに散り散りになっていたりして(私がまさに散り散りになっている側)、久しぶりに描いたのですが、結構喜んでもらえて嬉しかったです。
この子のこと好きな人たくさんいるんだなぁって思えて。そういう緩いつながりっていいですよね。
早く新しいアプリにも実装してほしいな。
①ラフ
幼稚園児の絵かな?可愛いですね。
私の描くラフは、最初に思い付いた脳内イメージを忘れないようにする作業なので、雰囲気重視で描いています。
線だけでなくちゃんと色付きで描くようになってから、完成作品が最初のイメージとずれてしまったという失敗が減った気がします。
真ん中の子が誕生日です。嵐君っていいます。可愛い。
未来からきた忍者バンドという、設定の交通渋滞キャラとその仲間たちです。
今回はサイバーパンクなライブシーンかつ、お誕生日らしい楽しい雰囲気の絵を目指しました。忍者らしくキャラが画面から飛び出してきそうな感じになったらいいな。
②線画
がっさがさ!
いたるところが描かれていませんね。
右の女の子の顔は何回か描いて気に入らなかったので、色塗りながら考えようってことで放置しています。手前の子の肩から下とかも、これは面倒くさそうだぞ~!と思ったので、線画を描きませんでした。
線の細かいところは塗りながら足すのでいつも雑。
アニメ塗りみたいに塗った後、上からレイヤーを足して厚塗りみたいに重ねていく方法でやっているので、この方法でも成立するのですが、あとでTwitterなんかで線画をぬり絵として公開したい!って思ってもなかなかまともな線画がないのでできません。
線が閉じていないのでバケツ塗りできません、とかいう以前の問題である。
ギターを描くのが大変だなと思ったのですが、そういえば昔、同人誌でこの子のギター描いたなと思いだして、発掘したデータをしたがきにしてなぞりました。時短!()
ロボ描くのは結構好きなのですが、ギターとか小物を描くのが途中で飽きちゃって苦手で。
己の過去絵で再利用できそうなものは時々再利用しています(さすがにメインのモチーフの時はしないけど)
③とりあえずキャラを塗る
ラフでの色味を意識しつつ、まずは簡単に塗ります。結構はみ出たりして汚いのですが、あとで修正するのと、いろいろ効果を描き込んで細部はよく分からなくなる予定だったので、この段階では細部の描き込みはせず、全体の配置調整を優先して行っています。
また、4人のうち真ん中の子を目立たせたいので、後ろのキャラはやや暗くしています。
このキャラたちは「衣装が簡単だったらもっと描いていた」とあちこちで言われているくらいに描くのが面倒なので、描かなくていいところ(隠れている部分)は描かずに進めています。
正直いまだに衣装がどうなっているのかよく分からないのですが、他の同担たちもよく分かっていないので、私が間違っていても誰も突っ込まない状態です。平和(?)
画面に4人重なり合うように配置したら、1人あたりの描かなきゃいけない装飾の面積が減るのでとてもお得です!(※描くのが楽とは言っていない)
線画の時に描かなかった箇所(女の子の顔、中央のキャラの腕等)も描きました。線レイヤーに描くのが面倒くさくて今回はやっていないのですが、繊細な雰囲気の絵の場合は、塗りで描き足した部分のアウトラインをなぞるようにして線画レイヤーに足すことはよくあります。
思ったところに線を引くのがとにかく苦手なので、ベタ塗りでシルエットを考えたあと、削ったり付け加えたり変形させたりしながら描いています。粘土細工に近い。
レイヤーをいつも面倒くさがって分けないのですが、集合絵の場合はキャラ同士の位置を後で微調整したくなる場合が多いので、キャラごとにフォルダ作って分けた方が良いです。
今回も最初同じレイヤーで塗ってて、あとで後悔しながら分けました。毎回そんな感じなので、私はそろそろ学習してくれ。
今回は青系メインにしつつも、サイバーな雰囲気を出すために補色をバンバンぶち込んでいます。
ごちゃごちゃになりそうなものですが、元のキャラデザが良いので、勝手に配色のバランスが良くなります。すごい。イラストレーターさんは頭がいい。
④画面構成
ちゃんと絵を勉強したことがないので、思った効果が得られているかは謎ですが、このような視線誘導を意識して描いています。
「こういう風に考えて描いています」っていうことを、絵を載せているところで言っちゃうのは個人的には無粋な気がしてTwitterではあんまり言えないのですが、ちゃんと思考の跡は残しておかないと、あとでどうやって描いたか本当に忘れるので…
画面下の観客と照明の光で、集中線のように画面中央に視線が行くように誘導しています。
画面右の赤髪がどうしても強いので、弧を描くように描くことで、視線が画面外に逃げずに中央に戻るようにしました。
斜めのラインは入れると画面が良い感じになるのですが、あまり規則的にきっちり同じ角度に入れると気持ち悪くなるので若干バラしています。
(構図の教本に「斜め〇度の線を意識するとよい」と書かれているせいか、構図上発生する全部の斜めラインをきっちり平行にしている絵をよく見かけるのですが、本の説明が不親切だよなぁと見かけるたびに思っています。表では言わないけど。)(デザイン的に規則性を持たせたくて、あえて狙ってやっている場合はいいと思います)
三角構図を好んでよく使うのですが、今回は人数が多くてごちゃついているのと、メインのキャラデザが鋭角なので、構図は円を意識しました。円だとちょっとまとまった感じになります。
円は画面のど真ん中に置かず、少し上にずらしてあるのもポイントです。(円がど真ん中だと安定しすぎるので、今回のように動きのある絵だとちょっとつまらなくなります、たぶん)
⑤微調整
左の絵が1日15時間通しで描いたもの、右は、左の後いったん寝てから5~6時間かけて修正したものです。
どこにそんなに時間かけているんだよって感じですが…
左はおおよそのイメージはできたものの、少しボケた印象で、絵として弱い感じだったので、右で細部を詰めたり色味を調整したりしています。
中央の子だけに視線を集めたい場合は左でもいいと思いますが、画面上半分に視線を集めたかったので、下半分をやや暗くして、上の描き込みを増やし、彩度を上げる調整をしています。見てくれる人たちに、どこを見てもらいたいのかを考えながら描くのは結構好きです。
昔は左の状態でたぶん完成にしていたと思うのですが、一度に10時間越えで絵を描けるようになってからは仕上げが丁寧になったように思います。絵に対する根気と集中力があがった気がする。
絵に隙間があるのが不安になって苦手なので、集合絵は結構好んで描くのですが、時間がかかるので大変です。
デザイン性の高いシンプルな絵を見るのは大好きなのですが、自分でやろうとすると完成度の低いものになりそうで怖くてできません。絵に対する自信のなさが原因なのかもしれませんが。ちゃんとデザインの勉強をしたらもう少し自信が持てるようになるだろうか。
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最近また同人誌を作りたくなって、原稿を始めたので、絵の更新が途切れがちです。
ちょっとわけあって進捗載せられないので、毎日描いているのに、絵を描いていない…みたいな気分になる矛盾。
同人イベ、今年いっぱいはなかなか厳しそうですが、新刊があればいつでも出たくなったときにイベントに出られるので、頑張ろうと思います。
まあ、これ書いていたせいで、今日は全く作業が進みませんでしたが…w
気分転換ってことで。明日からまた頑張ります。
8月はたくさんお休みもらえそうなので、体に優しいおえかきライフを送ります。
(今回の絵は休日に徹夜して描いたのでした)